東京五輪 招致委員会に学ぶ、土壇場で負けないチームの作り方と誰もができるリーダーのふるまい

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2020年の東京オリンピック・パラリンピックを実現させた招致委員会チーム。このチームを現場のリーダーとして引っ張ったのが、ミズノ前会長で招致委員会副理事長の水野正人さんです。招致委員会のメンバーは東京都庁と民間企業などから出向のかたちで招集された方々の混成チームで総勢約130人。それぞれ仕事のやり方も考えも異なるメンバーをまとめていくには、様々な工夫が必要でした。


水野さんはいかに出向者の多いメンバーをチームとして1つにまとめ上げて、東京招致という成果を生み出したのでしょうか。今回、『人はチームで磨かれる』など数多くの著書をもつ明治大学の教育学者であり、ベストチーム・オブ・ザ・イヤー実行委員会 委員長を務める齋藤孝教授が、水野さんの方法を分析しつつ、その秘密に迫りました。そこにはチームのまとめ方や動かし方など、仕事に役立つヒントが一杯詰まっています。(後編:東京五輪招致チームに学ぶ「成果を出すプレゼン」の秘訣――「ペラペラしゃべらない」「シンプルを極める」はこちら。)

ミッションがうまく機能するには期限と目標設定が重要になる

チームが連携するためのバックアップ機能をいかにつくるか

齋藤孝さん×水野正人さん

ワンフロアに各セクションをすべて集約し、連絡しやすく

どんなことがあっても誰かが代替できるシステム

水野正人 招致委員会副理事長・専務理事。1943年生まれ。甲南大学経済学部卒、米ウィスコンシン州カーセージカレッジ理学部卒。70年ミズノ入社。88年よりミズノ社長、会長を歴任。2011年より現職。

仕事とチームスポーツは構造的に似ている

齋藤孝 明治大学教授。1960年生まれ。東京大学法学部卒。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。「齋藤メソッド」という独自の教育法を実践。著書に『声に出して読みたい日本語』『雑談力が上がる話し方』『人はチームで磨かれる』など多数。

リーダーは笑顔でどっしり構えておく

戦うチームには安心できるリーダーがいる

執筆・構成:國貞文隆/撮影:谷川真紀子/編集:藤村能光

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