今年のベストチームはPokémon GO! ベストチーム・オブ・ザ・イヤー2016表彰式 フォトレポート

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今年、最も顕著な業績を残したチームを表彰するアワード「ベストチーム・オブ・ザ・イヤー2016」の表彰式が、11月16日に開催されました。2008年に開催された同アワードは、9年目になります。

最優秀賞はPokémon GOチームが受賞しました。今年発売された『Pokémon GO』は、発売と同時に社会現象となり、ARの技術や世界観に多くの人が惹きつけられました。

優秀賞は4チーム。リオデジャネイロオリンピックで3大会ぶりの金メダルを獲得した体操男子団体チーム、国際的に新元素として認定された元素を合成・発見した113番元素(ニホニウム)発見チーム、「歩行が困難な方が日常生活をおくる」ためだけでなく、「リハビリ」をサポートする世界唯一の車椅子の開発を行ったCOGYプロジェクトチーム、今年8月に公開されてロングランを続け、興行収入180億円を突破(2016年11月11日現在。)した映画「君の名は。」チームが受賞しました。実行委員からのメッセージおよび受賞者の喜びのコメントをご覧ください。

斎藤孝 実行委員長のあいさつ

ベストチーム・オブ・ザ・イヤーは、今年活躍したチームの中からベストなチームを表彰するものです。

審査の基準は3つです。1つ目は「チームの生み出した実績と成果」です。しっかりとした成果を上げていることが、評価基準の基本です。2つ目は「組織力・チーム力」。何人か、何十人かの人が力を合わせて組織力で戦い、結果を出したかどうかを評価します。個人を表彰する賞とは違った評価基準になります。3つ目は「チーム内外への影響力・満足度」です。社会的に大きな影響を与えたもの、チームメンバーはもちろん、世の中の多くの人にも満足を与えたチームを選ばせていただきました。

今、個人の力だけではなく、チームの力が世の中を動かすのが当たり前になってきています。この賞は、9年前からそこに焦点をあてて「チームこそが、これからの未来を作っていく」というメッセージを送りたいという趣旨で送っています。今年のベストチームは、リオオリンピックもあり、日本の活躍を実感されたこともあり、選出した5つのチームはいずれも「未来」を感じさせるものが多かったです。

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最優秀賞:Pokémon GOチーム 
株式会社ナイアンティック/代表取締役社長 村井説人さん

ベストチーム・オブ・ザ・イヤー最優秀賞をいただき、ありがとうございました。Pokémon GOは、日本のみならず世界中の人に使っていただき、熱中していただきました。我々一同、光栄に思っています。Pokémon GOをきっかけに多くの方から「外に出たり、友達や家族と一緒に遊んだりすることが増えた」とお聞きしました。開発陣の励みになり、大変嬉しく思っています。

Pokémon GOは、2014年のエイプリルフールに弊社の野村がポケモンチャレンジの話をしたことで、生まれました。位置情報ゲームを開発しているナイアンティック社とタッグを組んで、共通のビジョンを持って、チーム一丸となって作り出したのが、このPokémon GOです。ここに集っている技術陣に加え、Pokémon GOに関わった技術陣が世界中にいます。チームのみんなが「家の外にゲームを持ち出そう、より健康的なものを作ろう」というビジョンをもち、会社、国境、言語、そして文化といった様々な障壁を乗り越えて、それぞれの意見を尊重し、作ってきました。

今回のチームワークを評価していただき、ベストチーム・オブ・ザ・イヤー2016の最優秀賞をいただき、とても誇らしいです。これからもチーム一同、世界中にゲームを提供していきたいと思います。

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優秀賞:体操男子団体チーム 
体操男子団体/監督 水島寿思さん

このたびは、ベストチーム・オブ・ザ・イヤー2016を受賞することができ、大変嬉しく思っております。ありがとうございます。われわれはリオ オリンピックで悲願の団体優勝をすることができました。キャプテンはじめが一丸となって出せた結果だと思っています。いよいよ次は、東京 オリンピックになります。4年後に向かって体操男子がまた1つになって、1つ上のステージを戦えるように、頑張っていきたいと思います。今後とも応援のほどよろしくお願いします。

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優秀賞:体操男子団体チーム 
体操男子団体/キャプテン 内村航平さん

このたびは、ベストチーム・オブ・ザ・イヤー2016という賞をいただき大変嬉しく思っております。体操男子日本チームはリオ オリンピックで悲願の金メダルを獲得し、世界一のチームワークを見せられたと思っています。これは、2020年 東京オリンピックにもつながるいいチームワークだったと思います。今後とも、体操日本をよろしくお願いします。

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優秀賞:COGYプロジェクトチーム 
株式会社TESS/代表取締役 鈴木堅之さん

このような素晴らしい賞をいただきまして、本当に光栄です。実は、車椅子の歴史は2500年前に遡るそうです。その間、数えきれない方が、再び自分の脚をつかって移動したり、立って歩くことを諦めてきました。ですが、COGYによって、もう一度自分の脚で動くこと、立って歩くことを叶えている方がたくさん出始めています。このことをご評価いただき、本当に嬉しく思います。

研究自体は、東北大学で30年前から始まっています。その間、患者様をはじめ、お医者さまや大学のロボット研究の先生方など、たくさんの方たちが関わっていただき、みなさまがチームだと思っております。私達も小さなベンチャーです。これから新しい一歩を勇気を持って踏み出そうとしています。その勇気を、この賞でいただきました。

多くの患者様が、「何をチャレンジしても足が動かない」ことを経験していて、COGYに乗るチャレンジをすごく怖がっています。でも、COGYに座ってペダルに足をかけて一歩踏み出していただければ、新しい世界が広がっていきます。私たちはそういう体験をしていただける方を、どんどん広げていきたいと思います。今日は本当にありがとうございました。

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優秀賞:113番元素(ニホニウム)発見チーム 
国立研究開発法人 理化学研究所 仁科加速器研究センター 超重元素研究グループ 超重元素分析装置開発チーム/チームリーダー 森本幸司さん

ベストチーム・オブ・ザ・イヤー2016、実験チームは大変光栄に思っています。ありがとうございます。

命名権獲得という成果は、私たち実験グループだけの努力ではなし得ることはできませんでした。この実験には、世界一の性能の加速器を使わないといけません。その加速器を設計・運転した関係者のみなさまや、実験に使った575日という時間、加速器を占有することを許可していただいた皆様の決断もありました。それが組織として噛み合ったからこそ、成し得た成果だと考えています。関係者のみなさまにも感謝をいたします。

私たちのチームは119番、120番という新しい元素の発見を目指して、研究をはじめています。それらの成果もぜひ、みなさまの前で話す機会があればと思っています。これからも頑張りますので、よろしくお願いいたします。

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優秀賞:「君の名は。」チーム 
エグゼクティブプロデューサー/古澤佳寛さん

本日はベストチーム・オブ・ザ・イヤー2016 優秀賞をいただきまして、誠にありがとうございます。チームを代表いたしまして御礼申し上げます。

「君の名は。」は、脚本の打ち合わせから作品の制作にいたるすべてのパートで、スタッフの方々のチームワークの賜物でできあがったものだと思っております。

作品の内容は、このタイミングでしか合わさらなかった才能の重ねあわせによって、作り上げられたものだと思います。RADWIMPSの音楽も10周年のタイミングでなければご参加いただけなかったと思いますし、(作画監督の)安藤(雅司)さん、(キャラクターデザインの)田中(将賀)さんも、このタイミングでなければご参加いただけなかったと思います。

作り手から、売り手側がバトンを受け取り、お客様に宣伝をしていきました。コツコツときっちりと地道に働いていったことが、現状1400万人の方に見ていただける映画になったと思っております。本日はどうもありがとうございました。

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優秀賞:「君の名は。」チーム 
新海誠監督からのコメント

今回「君の名は。」がベストチーム・オブ・ザ・イヤーを受賞したということで、とても光栄に思います。

「君の名は。」は本当にチームプレーの賜物の作品です。脚本開発、作画、音楽、声の芝居、プロモーションと、チームの中で試行錯誤を繰返しながらずっと一緒にやってきました。「君の名は。」はこのチームでなければなし得ない作品でしたし、この作品がここまで沢山の方々に届いたのは、チームプレーの成果だと思いますので、このような賞をいただけて本当に嬉しいです。ありがとうございました。

(写真:尾木司/橋本直己)

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